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CentOS7の新しいNTPクライアント/サーバ「chronyd」による時刻同期の設定方法

こんにちは、いっしーです。

CentOS6まで標準実装されていたNTPクライアント/サーバ「ntpd」ですが、CentOS7からは「ntpd」に代わり、「chronyd」が標準実装となりました。
今回は、「chronyd」による時刻同期の設定方法についてご紹介します。

ハードウェアクロック/システムクロック

まずは、知っておくべきこととして、ハードウェアクロックとシステムクロックについて簡単にまとめました。

ハードウェアクロック

  • マザーボードに内蔵する時計
  • サーバをシャットダウンしても、コンセントの電源または、マザーボード内蔵の電池で動き続ける
  • BIOS上に表示される時間→ハードウェアクロック

システムクロック

  • Linuxカーネル(OS)が持つ時計
  • OSが起動する際、一度だけハードウェアクロックの時間を取得し動き始める
  • 「date」コマンドで表示した時間など、OSの画面上で目にする時間→システムクロック

NTPとは

NTP(Network Time Protocol)とは、ネットワークから正確な時間を取得・同期するための通信方法です。
通信による僅かな遅延もうまいこと補正してくれるすごいやつです(^o^)
そして、NTPを使いサーバの時計を正しい時刻に合わせてくれるのがNTPクライアント/サーバ「chronyd」です。

なぜNTPが必要なのかといいますと、サーバの時刻「ハードウェアウェアクロック」「システムクロック」を手動で合わせたとしても、少しずつずれていきます。
もし、サーバの時間が正しくなかったら、プログラムの定期実行、各種ログ、メールなど…至るところで不具合が生じます。
そのため、NTPクライアント/サーバで、常に正確な時間を同期する必要があるということですね。

※イメージ図

NTP-イメージ画像

準備:chronydのインストール

CentOS7では、デフォルトでchronydがインストールされていますが、もしインストールされてない場合はインストールします。

chronydがインストールされているか確認してみましょう。
インストールされてない場合は、「Unit chronyd.service could not be found.」が返って来ます。

▼chronydのインストール

chronydの時刻同期

設定ファイルは「/etc/chrony.conf」です。
そのままでも問題ないですが、今回は国内のNTPサーバを利用するように変更します。

海外NTPサーバのコメント化
#server 0.centos.pool.ntp.org iburst
#server 1.centos.pool.ntp.org iburst
#server 2.centos.pool.ntp.org iburst
#server 3.centos.pool.ntp.org iburst

国内NTPサーバを追記
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp iburst
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp iburst
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp iburst

▼chronydの起動・自動起動有効化

chronydの同期確認

「chronyc sources」コマンドで時刻が同期されているかを確認します。
「M」カラムの「^」はサーバ、「S」カラムの「*」は現在同期中、「+」は同期可能の表示。
つまり、ntpサーバの左に「*」が表示されていれば、正常に同期されていることを意味します。

オプション「-v」をつけることによってカラムの説明文が表示されます。

時刻同期の設定ができましたでしょうか?
それではまた次回!

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